無料のお絵かきツール「Krita」で絵を描こう!

Questron Worksとしての活動も、このウェブサイトの作成が終わったことで一区切りついたので、今後はこういったツールに関する記事を執筆しながら、当サークルオリジナルのコンテンツを作ることに注力していきたいと考えています。

 

さて、今回は同人誌を書いたりゲームを作ったりイラストを描いたりするのに欠かせないソフトウェアについてご紹介しましょう。この記事はデジタルイラストを描いてみたいけどどのソフトを使おうか悩んでいる…という方や、単純にKritaに興味があるけどど~なのよ?という方に向けて書いてあります。私が使ってみたうえでの感想なので万人に当てはまるものではないですが、それでもよければ是非ご一読くださいませ。

Kritaのイイところ

クロスプラットフォーム

KritaはWindowsMacLinuxで使用することができて、タブレット用に最適化されたバージョンも配信されています。デジタルイラストを描く人の大半はPCとペンタブレットを使って描いていると思いますが、KritaはPCの主要なOSすべてに対応しているので誰でも絵を描くことができますよね。この間口の広さがKritaの魅力の一つだと思っています。

メイキング動画もたくさん

Kritaを使ってみたいけど、自分でも使いこなせるか不安…そんなときには他人が実際に使っている様子を観てみると良いでしょう。Youtubeで検索すればたくさんの動画がヒットします。

メイキング動画を観ればそのソフトの操作方法やテクニックやだいたいの雰囲気をつかむことが出来るのでKritaが自分に合っているかどうかを判断するのには最適です。

 

以下に私が気に入ったメイキング動画をいくつか挙げておきます。

無料でありながら有料のソフトと同等の機能

私が実際にKritaを使用してみて驚いたのは、何と言ってもその機能の豊富さです。

大半のペイントソフトに搭載されている基本的な機能…例えば手ぶれ補正やレイヤーやクリッピングマスクなどはもちろんKritaでも利用できます。

またKritaの機能はこれらだけにとどまらず、リソース(ブラシやテクスチャ)をネットからダウンロードして使うことができたり、イラストの変形機能やG'MICやCMYKやアニメーションの作成(これはまだ私使ったことないですケド…)をサポートしていたりします。このほかにもまだいろいろな機能があるようです。

私はまだKritaを使い慣れているわけではなくて、よく分からん機能を使おうとしてまごつくことも多々ありますが、そんな状態でもある程度のクオリティでイラストを描くことが出来るのは、Kritaの出来が良いからなのでしょう。著名なペイントソフトは多々あれど、それらに勝るとも劣らないKritaの値段はなんと無料ですよ!タダより安いものはないので、とりあえずお試しでダウンロードしてみてはいかがですか?

ダウンロードはこちらから

Kritaは公式サイトでダウンロードすることが可能です。

ドキュメントやリソースも公式サイトからダウンロードすることが可能なので見ておくと良いでしょう。

https://krita.org/jp/ : Kritaのダウンロード

https://krita.org/jp/learn-jp/education-jp/ : Kritaのドキュメントやリソースのダウンロード

実際に描いたイラスト

Kritaを使って私が今日実際に描いたイラストを掲載しておきます。

どうでしょう…?大体3 ~ 4時間ほどで描き上げました。

アナログで描いた下書きをデジタルで清書したんですが、とてもスムーズです。

下書きを変形して気に入らない部分を修正したり、線香花火に発光しているエフェクトを加えたりするといった作業をとても簡単に行なえます。あなたも是非Kritaを使ってお絵かきを楽しんでくださいね~!